野菜や花を大切に育てるには、土つくりにあります。そして植物にやさしく良質な土にする絶好の季節は秋です。
自然派志向のガーデナーにとって、収穫残さや落ち葉・青草、生ごみ等堆肥の材料は豊富にあるからです。
連作障害のひとつに、その作物の欲しい要素・成分がもちさられることにあります。トマトにはその茎や葉をその場所にスキ込む。
作物ができたら、それ以上に養分を戻すことが有機栽培のコツです。
緑肥とは青草を引き抜いて、土に細かくスキ込んで肥料とする方法です。休耕地にはクローバーを植え(土にチッソを固定)スキ込む。
また、マリーゴールドは虫よけと共にスキ込むとセンチュウに効果的。
エコア有機栽培では、生石灰や消石灰、苦土石灰等の化学石灰は用いず、草木灰や貝化石を用います。
「草木焼成灰、うらの畑で」は、樹皮やサトウキビ・草類を1200℃の高温で焼いた後にできる灰です。
従来の300℃程で焼いた草木灰と違い、すぐれたミネラル成分を豊富に含んでおり、しかも酸度調整に用いる時も他の堆肥や肥料と一緒に施用しても害はないのです。
もちろんダイオキシンの心配もありませんし、家畜の餌料として用いているほど安全なのです。
善玉菌が定着、増進しやすい土壌環境をつくります。
●空気や水にふれると固まるので、すぐ耕すこと。
●石灰だけ入れ続けると土が固くなり、塩類集積になり植物の根が痛む。
●堆肥や有機物にふれると、有毒ガスの発生をみるので、堆肥施用の1〜2週間前には済ますこと。