2009年1月アーカイブ

冬対策、夏対策

冬対策、夏対策
今回はニワトリを飼う上での冬対策と夏対策についてです。

冬夏とも温度や通気性を図ることが大切ですね。
特に冬は寒くて、弱ったニワトリが耐えられなくて死んでいきます。朝エサをやりにいくと死んでいたというのを何回も経験しています。生き物を死なすということほど悲しいことはありませんね。

私の場合、廃車のワゴン車に入れて、さらにその車をスッポリ囲む状態でビニールハウスで覆って飼育しています。
車のドアはいつも開けっ放しです。これはいつでもハウスに出て運動ができることと、車内のホコリ対策でもあります。夜冷えてきたらマイナス五度ぐらいを目安にして、車のドアを閉めてスキマ風をふせいであげます。今年は暖冬でもありまだ閉めたことはありません。
天気予報で冷え込みが激しいときは、マイナス十度を目安に車の寝どこにヒヨコ電気をつけて暖房とします。電気代がかかりますので翌日の朝にはすぐ電気を切ります。
これで温度対策はバッチリですね。

冬でも天気が良い日だとハウス内は三十度近くまで上がることがありますので、このときはハウスの横幕を開放して温度を下げてやります。外気を入れて通気性を与えることは特に大切ですね。
冬場は掃除ができませんから秋に敷料をしいてから春までそのままになります。

私の住む札幌のように北国だと雪対策が一番しんどいですね。
というのはハウスから落ちる雪が横に溜まり、これをはねないとハウスがつぶれてしまうからです。
札幌市だと年間降雪量五メートルほどになりますから雪はねが重労働です。今は除雪機であっという間に終わりますが、過去に手はねの時は大変でしたよ。
雪の降らない所は上記のことは心配いらないです。

さて次に夏対策ですが、
温度が相当高くなりますので、ハウスの横をはずしてネットだけの囲いにして通気性を高めます。
さらに運動スペースとして畑の方まで広く開放しています。この場合ネットと野菜用支柱を用い簡単な方法で柵がわりにします。広く与えるとニワトリにストレスがなくて卵をたくさん産んでくれるようです。
夜はキツネやたぬき対策にハウス内に入れて予防します。

だいたい以上の点に気をつけて管理すれば大丈夫です。

さてニワトリの育て方を八回に分けて書いてきましたが、次回をお楽しみに !。



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エサはどうするの ?

「エサはどうするの? 」という疑問に答えます。

ニワトリのエサはトウキビを中心にした配合飼料と水が毎日必要です。

ニワトリの種類や数によって、エサの量が違ってきますが、家庭で飼うならやはり小型タイプのものですね。このことは先にふれましたのでここで確認ください。

大型のニワトリだと餌代がかかってたまりませんね。
小型タイプの小シャモだとそんなにエサを必要としませんから助かります。だいたい十羽だと大きなグラス一杯分のエサで十分です。
昨年の秋には配合飼料の値上げでまいりました。
私は農協から15Kgの成鶏用の配合飼料を買っているのですが、一袋1,400円ぐらいのものが、
2000円以上に値上がりしましたので近くのホームセンターで安いものをさがして与えています。
現在品質は少し落ちますが、20Kg1480円の飼料を買っています。(市況H21.1.5現在)

飼料はタンパク質のトウキビが中心にその他のものと混ざっているものです。ニワトリも冬に備えて秋の寒い時期から良質のタンパク質を欲しがります。そして身体に脂肪分を蓄えて寒さから身を守ろうとしますので、卵をほとんど産まない時期にはいります。
ですから冬の時期、エサ不足でどうしても市販のエサにたよることになります。

春から夏、秋は雑草まで貪欲に食べますので、配合飼料もさほど与えませんが、冬は配合飼料オンリーになります。また野菜不足になる時期でもあり、極力生ゴミの野菜を与えます。
その他の生ゴミは茹でてやわらかくして与えています。

私はそのほかに身内からソバ粉(荒)をもらいこれも一緒に与えています。また米は玄米を農家から買っていますので自家で精米して食べていますが、精米の過程ででてくる米ぬかもニワトリに与えます。なるべく経費をかけないで無料で手に入りやすい餌の確保を図るようにします。
我々の食べ残しのごはん等は喜んで我先にとあせって食べます。かわいいものです。(笑)

一番大事なことは毎日水を与えることです。人間と同じですね。
今回はここまで。次回は冬対策、夏対策について記します。

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