適切な飼育数は何羽から

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今回は家庭で飼う場合のニワトリの適切な飼育数について考えてみます。
卵だけを目的の場合と、家庭菜園で野菜づくりを兼ねて鶏糞堆肥を得る事を目的
とする場合の二点について考えてみます。

まず卵だけを目的に飼う場合
家族の人数や敷地の広さにもよるわけですが、夫婦二人と他一人の三人家族とす
ると、小シャモで六羽から十羽ほどで十分です。(普通のニワトリだとこの半分
とみます。)
春から夏にかけて毎日産みますが、暑さが厳しい時は一服ぎみとなります。
また冬は寒さのため体に脂肪分を蓄えて、冬を乗り越える時期となるためほとん
ど卵を産みません。この時期は休ませてあげます。しかし生産業者のように小屋
の中で暖房や照明を使った所では毎日生み続けるようです。また南国の温かい場
所でも違いがあります。
しかし生産業者のように年中卵を産み続けると短期間で産まなくなりますし、ニ
ワトリ自体の寿命が短くなります。
私の所は北国でもあり、場所も広く確保し、ストレスを与えないようにしていま
すので十年たってもまだ生きています。

ここで寿命のことがでましたので生き物の最大寿命についてふれておきます。
人間は120年、ナガスクジラは86年、アフリカゾウは78年、オラウータンは50年
、ウマ46年、飼いネコ36年、ブタ30年、飼い犬28年、キツネ14年、ハツカネズミ
3年、以上が哺乳類です。その他ニワトリ30年、ワタリガラス69年、ミツバチ5年
で雄6カ月、働き蜂11カ月、 (出典元:寿命の法則 桜井邦明 より引用)

これらから見るといかに人間の寿命が長いことか。またニワトリは普通だと五年
から十年の寿命だろう。もちろん品種によって違うとおもうが、そんなに長生き
はできないものです。

生き物ですからいずれ死んでしまいますので、最後をみとどけることも飼うもの
の勤めですね。長年育てていって、弱って死んでいくのをみるのはやはり切ない
ものです。
有精卵ですから適量を再度孵化させてヒヨコからまた育てます。ですから飼う数
も多くなったり、少なくなったりしますが、私の場合は多い時で三十羽ほどに抑
えて育てています。

次に卵と野菜づくりに利用する堆肥についての適切な飼育数については次回とし
ます。

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